2019/03/07 22:47

直島の小さな珈琲店アカイトコーヒーには、まあまあ沢山の本があります。

基本的には僕がこれまでに読んできた文庫本や雑誌達です。

 

それらの古本達には値段をつけています。

(一部非売品もあります)

もしもその値段に納得をしていただけたなら是非ともみなさんのお家の本棚の仲間に加えていただけたらうれしいです。

 

 

 

そして少しづつ、

新刊書籍や雑誌の取り扱いも始めました。

 

『ミルブックス』というブックレーベルの時代や流行に関係なく永く愛せる本棚に並んでいてほしいと思う本達。

 

瀬戸内の出版社『瀬戸内人』発行の雑誌せとうちスタイルと、せとうち暮らしのバックナンバー。

そして瀬戸内に関する書籍達。

 

僕が自分の本棚に並べておきたいと思う本達を、

アカイトコーヒーに来ていただいた皆さんにも少しづつご案内していきたいと思います。

 

 

僕にとって本という存在はとても身近なものでした。

直島で生まれ育った僕は高校へはフェリーで通学しました。

これはみんな同じことではあるのだけれど、僕はその3年間のほとんどを部活動の関係で、朝一番のフェリーで学校へ向かい、帰りは最終のフェリーという生活でした。

当然、他の同級生とは時間帯が違っていたために行き帰りのフェリーの中は一人で過ごすことがほとんどでした。

そしてその時間を埋めてくれたのが本達でした。

ほとんど毎日のフェリーの往復40分が読書の時間になるわけです。それが3年間。

それだけの時間があれば立派な活字中毒者が出来上がるわけです。

 

だらだらと、どうでもいい話しはこのへんにして、

兎にも角にも、アカイトコーヒーではコーヒーと一緒に本達も存分に楽しんでいただけます。


そして、インターネットの中でお会いする皆さん達との交流の場所として『アカイトブックス』をはじめました。

ご自宅で自分で淹れたコーヒーと一緒に本達を楽しんでいただけたらそんなに嬉しいことはありません。


「心に残る1冊との偶然の出会いを」